『アベドの物語(オートム・ハ・アベド)』 目次
第1巻〈エイネー〉 →
- あらすじ
- 1 はじめ
- 2 眠らぬ子
- 3 蜘蛛と鴉
- 4 魔導師の木
- 5 見習いの式
- 6 丘の家
- 7 村回り
- 8 魔法の子
- 9 トウーラ、美しき琥珀
- 10 魔導師の仕事
- 11 二人の師の人
- 12 〈天守り(グロナーシュ)〉
- 13 顔寄せ亭
- 14 イムサの隠し事
- 15 炎のもとで
- 16 輪
◆ストーリーPV◆
◆あらすじ◆
果ての海に浮かぶ島、エイネー国。そこでは、アベドと呼ばれる民が、独自の文化を築いていた。
とある夜、海から生まれたアベドの男の子、ナッシュトール。友人が一人もいない彼は、見習いになると同時に、かつての自分を捨て、「いい感じの子」になる決心をする。
一方、国に広がりはじめた、新たな呪い〈見えない死〉。解決すべく、立ち上がる国の魔導師たちだが、魔導師の少女アートゥナは、一人、”魔導師をやめる方法”なんてのを考えていた!
泣いてばかりの魔法動物、はじめての見習い生活、謎の「資料」を取り巻く密かな取引、広がり続ける〈見えない死〉……。勃発する事件のもとには、君主、光の民(シスルア)のもとで生まれつつある、アベドたちの理想があった。
【以下、絵に触れると、ページが開きます】
◆1 はじめ
「地の民 その先 決めるのは……▼
◆2 眠らぬ子
「真っ黒い世界へ、幾艘もの小舟が……▼
◆3 蜘蛛と鴉
「おーい!呪われ野郎、治してやるから……▼
◆4 魔導師の木
「ナッシュが保育部屋で涙を流す日々を……▼
◆5 見習いの式
ナッシュは人差し指の切り傷を……▼
◆6 丘の家
けれど、感傷に浸っている間はなかった。チャルーが唾を飛ばしながら……▼
◆7 村回り
初めてのことは、長いようでいてあっという間に……▼
◆8 魔法の子
「アリィア?」
その夜。闇に沈む魔導師の木の中を、一人の少女がそう言って歩き回っていた……▼
◆9 トウーラ、美しき琥珀
クワーレンは唸った。「諦めろ」蜘蛛がそう言って…▼
◆10 魔導師の仕事
「見えない死?」ノゥアの向かいん座る、髪を一つに結った女は……▼
◆11 二人の師の人
クワーレンはあくびをかみ殺して、ドナウト師による狩の人の講義を…▼
◆ 12 〈天守り(グロナーシュ)〉
手の中で回していた竜の骨筆が落ちた…▼
◆13 顔寄せ亭
朝の太陽は、鈍色の雲に隠されていた…▼
♦14 イムサの隠し事
イムサは、さっそく、どんぐり入りポウを…▼
◆15 炎のもとで
しんしんと降る雪は、絹のような闇の中で舞い続けた…▼
◆16 輪
目をあけたとき、クワーレンは、その寝台の質感と包む毛布の…▼
エイネー1巻 〈エイネー〉【完】