守りの村の中央部および北東部に位置する丘陵地帯。内部は、蟻の巣のように枝分かれした洞窟になっており、外に出ることなくそれぞれの丘を行き来することができる。食事をするための食堂洞や、談話•室内遊びを楽しむ交流洞、アベドの卵を保管する卵管理室、アベドの子どもたちの部屋である保育部屋などがある。
斜面には、子どもの遊び場であるクウェケト石の庭が広がっている。アベドの子どもたちは、12の年ががくるまでここで育てられ、それまでは育ての丘から出ることはほとんどない。外のことは、定期的に開かれる勉強会や、主の祭りへのなどの行事参加で学ぶ。ときおり、守りの人が近場の遠足を企画することもある。大まかな家事のやり方も生活の中で学ぶ。食堂洞の焚き付けや、皿の洗い方、洗濯の仕方などは、手伝いの要領で身につけていく。